小田急今昔(9)-善行駅-善行駅は1960年10月1日に、藤沢市の発展に伴う団地の建設を背景に新設されました。
小田急江ノ島線開通90年今昔 (9) -善行駅-
2020年9月30日 (B.Stone)
2020年の善行駅西口
小田急江ノ島線唯一のトンネル
1 善行駅の由来
善行駅は1960年10月1日に、藤沢市の発展に伴う団地の建設を背景に新設されました。その昔、善行寺というお寺があったのがこの地域の呼名のおこりだといいますが、この寺は相模国風土記稿にも見当たりません。しかし、旧円行村に円行寺の跡があることからすると、善行にも遊行寺にゆかりのある寺があったと考えてもおかしくはありません。善行駅の藤沢寄りにホームを出てすぐ、小田急江ノ島線では唯一のトンネルがあります。
善行駅は1960年10月1日に、藤沢市の発展に伴う団地の建設を背景に新設されました。その昔、善行寺というお寺があったのがこの地域の呼名のおこりだといいますが、この寺は相模国風土記稿にも見当たりません。しかし、旧円行村に円行寺の跡があることからすると、善行にも遊行寺にゆかりのある寺があったと考えてもおかしくはありません。善行駅の藤沢寄りにホームを出てすぐ、小田急江ノ島線では唯一のトンネルがあります。
2 善行駅の昔と今
かつての駅と最近の写真です。善行駅では2002年にエレベータの設置とトイレのリニューアルが実施されました。
かつての駅と最近の写真です。善行駅では2002年にエレベータの設置とトイレのリニューアルが実施されました。
開設直後の善行駅
2010年の善行駅
1970年の上りホーム
2010年の上りホーム
1970年の下りホーム
2010年の下りホーム
3 乗降客の推移
善行駅では平成になる頃まで乗降客数が増加してきましたが、その後は25,000~30,000人の間で推移しています。
善行駅では平成になる頃まで乗降客数が増加してきましたが、その後は25,000~30,000人の間で推移しています。
4 善行駅の周辺
善行駅周辺の開発は逐次進んでおり、駅設置当時の面影は少なくなってきています。善行駅の西北には善行団地がありますが、団地に対応して駅が設置されたこともあり、駅西側は住宅街、マンションが立ち並ぶベッドタウンの様相を呈しています。東側から少し坂道を上ると国道467号線の西側に一面の畑が広がり、地産地消の野菜が栽培されています。また、善行駅と六会日大前駅との間にも多くの畑があり、やはり野菜、花、などの栽培が盛んに行われています。
善行駅周辺の開発は逐次進んでおり、駅設置当時の面影は少なくなってきています。善行駅の西北には善行団地がありますが、団地に対応して駅が設置されたこともあり、駅西側は住宅街、マンションが立ち並ぶベッドタウンの様相を呈しています。東側から少し坂道を上ると国道467号線の西側に一面の畑が広がり、地産地消の野菜が栽培されています。また、善行駅と六会日大前駅との間にも多くの畑があり、やはり野菜、花、などの栽培が盛んに行われています。
善行団地
善行・六会日大前間の畑
(参考文献 小田急電鉄株式会社のご厚意により各種資料の提供をいただきました。)
(市民記者 TOMU 2010年10月 更新2020年9月 大石)
(市民記者 TOMU 2010年10月 更新2020年9月 大石)
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2020年9月16日