藤沢の野鳥歳時記①ホオジロ最近、藤沢で、出会った野鳥を紹介してゆきます。一回目はホオジロ。
藤沢の野鳥歳時記①ホオジロ
2021年7月29日 (itazu)
最近、藤沢で、出会った野鳥を紹介してゆきます。一回目はホオジロ。
境川を散歩していますと、しきりに鳴き叫ぶ雀くらいの大きさの鳥によく出会います。
写真は、大清水の立石橋近くの電線で見かけたホオジロです。
ホオジロは、河川敷や林縁にごく普通に生息する身近な鳥です。頬白(ほほしろ)と書き、頬が白いから名がつけられたと言われています。
鳥の鳴き声を人の言葉になぞらえることを「聞きなし」といいますが、ホオジロの場合は
「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」
と鳴いているといわれています。
図鑑では
「チョッピー、チチュ、チュチュチチュウ」
と鳴くと書かれています。
虫を咥えるホオジロ
比較的人を怖れないところがあり、写真など容易に撮れます。全身をふるわせてよく鳴くオスの姿を見かけます。囀る際に頬の白がよく目立ちます。親しみのわくかわいい鳥です。普段は、地上を跳ね歩いて種子等をあさりますが、繁殖期は昆虫などを食べます。
胸を張りホオジロ囀る夏の空
(Bird)
(2021年7月itazu記)
参照:「日本野鳥歳時記」(ナツメ社)「野鳥」(山と渓谷社)
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2021年08月02日