第35回七夕祭 (慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)
2024年7月12日(取材・記事:Tanbakko)
第35回七夕祭が、7月6日(土)と7日(日)に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で開催されました。好天に恵まれ多くの学生や親子連れ、地域の人たちで賑わいました。今年のテーマは「三原色」。七夕祭に関わる全ての人たちの思いを重ね、2024年夏の忘れられない思い出にするという願いが込められているとのことです。
七夕祭は慶應義塾大学の5つの学園祭のうちの一つですが、地域との関係を大切にして築き上げてきたという伝統があります。サークルや研究会による個性たっぷりの企画が満載でした。地域の参加による企画もありました。「湘南まちめし」「模擬店」「縁日」「夢短冊」「浴衣」「盆踊り」「学術」「ステージ」「花火」「福引」などなど、様々な企画が学園祭をいろどりました。その中のいくつかを写真で紹介したいと思います。
◎縁日企画
夏祭りといえば縁日ですね。ヨーヨー、射的、輪投げ、ピンポン、ラムネ販売、お面販売など子どもたちの喜ぶ企画がいっぱいでした。
◎湘南まちめし企画
湘南まちめしは、七夕祭がかかげる地域密着を「食」を通して体現する企画です。地域のお店によるキッチンカーや屋台による出店で地域の「食」の魅力がふんだんに楽しめる企画でした。
◎模擬店企画
研究室や研究会の学生たちが創意工夫をこらして出店しています。学園祭ならではの企画で、かき氷や美味しい飲み物、たこ焼きやアメリカンドッグなどの食べ物、物品などが販売されていました。
◎夢短冊企画
七夕といえば短冊。駅やスーパーなど至るところから集められた市民の皆さんの「夢短冊」がキャンパスを華やかなものにしています。七夕祭当日も願い事を書いてキャンパスに飾ることができました。
◎盆踊り企画
夏祭り定番の盆踊り企画は、昔ながらの盆踊り(炭坑節やソーラン節など)に加えて、最近のJPOP(YOASOBIの「三原色」やパプリカなど)による踊り、デジタルサウンドと和太鼓が作り出す新たな踊りなどを楽しみました。この夏の良い思い出になったことでしょう。
◎学術企画
「SFC生」を体験してみませんか?のキャッチフレーズのもと行われた「学術企画」。SFCの教授による模擬授業と座談会による意見交換、講演会にワークショップなど、これぞSFCの学園祭という企画でした。立っている人も出るくらいの盛況ぶりでした。
◎ステージ企画
学園祭といえば何といってもステージパフォーマンスですね。23の団体・サークルが日頃の練習の成果を発表しました。個性豊かなステージが七夕祭を盛り上げました。
◎花火企画
七夕祭第1日目のフィナーレを飾るのが恒例の打ち上げ花火です。色とりどりの花火がキャンパスの夜空を彩ります(※写真は湘南学祭実行委員会から提供を受けました)。
その他にも、各教室では研究室や研究会による個性あふれる企画、例えば七夕寄席、お笑いライブ、体験型謎解きイベント、ドローンの映像放映展示・飛行体験、七夕祭オーケストラコンサートなど、魅力あふれる企画が行われていました。
真夏の風物詩「SFC七夕祭」が、これからも地域を巻き込んで育まれていくことを期待したいと思いました。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。☑ 2024年7月12日