地球を両手で支える少年少女 :「大望(たいぼう)の像」
ーふじさわパブリックアート(19)ー
2025年7月15日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、80点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

(19)「大望(たいぼう)の像」
作者/ 般若 純一郎
(はんにゃ じゅんいちろう)
西浜公園(片瀬海岸)



地球を両手で支える少年少女の像。これからの世界を担う子どもたちへの期待を感じさせます。この像のある西浜公園は、片瀬川に架かる西浜橋と山本橋の間にあります。公園には子供の遊具、奥にはテニスコートがあり、高く伸びた松林が公園全体を覆い、古くからある公園であることを感じさせます。その中央に、伸びやかな子どもたちが、木洩れびを浴びて頭上高く地球を支え立っています。
(* 藤沢市アートスペース発行「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(8)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、80点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2025年4月に増補改訂されました。この冊子(増補改訂版)を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子は、アートスペース、市民会館、市役所などで入手できます(無料)。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年7月13日












