第12回遠藤あじさい祭りが開かれました。
6月19日(日)藤沢市遠藤地区 「花とせせらぎの道 えびす橋~大黒橋(小出川)」にて開催されました。
心配された雨も上がり、アジサイを楽しむにはちょうどよい曇り空の中、多くの人出がありました。
第12回遠藤あじさい祭りが開かれました。
2011年 6月19日(日)
藤沢市遠藤地区 「花とせせらぎの道 えびす橋~大黒橋(小出川)」にて開催されました。
えのぽ 特集記事(6/1~6/15)にて、詳細を紹介しています。
http://www.enopo.jp/archive/tokusyuu/6720-ajisai.html#a-2
当日は心配された雨も上がり、アジサイを楽しむにはちょうどよい曇り空の中、多くの人出がありました
12回目を迎える今年は、東日本大震災の復興支援チャリティーとしての開催でした。主催者の挨拶に続き、海老根藤沢市長始め数名の来賓の方の挨拶のみの簡単な開会式が行われました。
演芸や神輿は控えましたが、遠藤太鼓保存会の子供太鼓が披露されました。太鼓の音は人の心を元気にする一方で、癒しの効果もあると聞きます。田園風景の中であじさいの花を楽しみながら、被災地の皆様に思いをはせ、手入れをして下さっている人たちに感謝の気持ちをよせるには、とても心地よいBGMでした
復興支援チャリティーとして開催された会場では、本部に募金箱が置かれ、慶応大学の学生が募金箱を持って回りました。「被災地の皆様が大変な時に、自分たちだけ騒ぐわけにはいかない。でも、美しく咲くアジサイを、一人でも多くの人に楽しんでもらいたい」という主催者の思いは、来場者に届いたと思います。
昨年出た新芽が冬の霜にあい、ピンクや白の花がいつもより少なめでしたが、その分、額アジサイが自分の出番とばかりに誇らしげに咲き誇っているようでした。
川沿いに並んだテントの中には、あじさいの会会員や地元住民による模擬店で、花の苗、地元の野菜、竹炭・竹炭液、飲み物、食べ物がずらりと並んで祭りの気分を盛り上げていました。
あじさいの会会長 渡辺氏にお聞きしたところによると、「今年初めてのことですが、“まつりの後、2回も観光バスで見物のお客様が見えた。”と聞いた。開花情報も把握していただいているようで、大変うれしい。」また、「今年は、開花が少し遅かったので刈り込みを遅くする予定で、7月10日頃まで楽しんで頂けると思う。」ということでした。
どの木にも植樹した方のお名前が書かれていて、大事に育てられていることが伺えます。古くから住む方々が町をきれいにするために整備した「花とせせらぎの道」ですから、暑さ・寒さにめげないでいつまでも咲き誇る花を、大切に見守ってほしいと思います。
(取材&記事 hiramechan)