ヴェロフェスティバルは、自転車祭の意で、11/23茅ヶ崎中央公園で開催されました。当日はあいにく小雨でしたが来場者も多く各種イベント盛況でした。
ちがさきベロフェスティバル2012
2012年11月29日
ヴェロフェスティバルは、自転車祭の意で、11/23茅ヶ崎中央公園で開催されました。当日はあいにく小雨でしたが来場者も多く各種イベント盛況でした。 茅ヶ崎市は、自転車利用促進、安全啓発活動に積極的に取り組んで「自転車のまち」を自認しています。また交通政策の理念に「車よりもバスや自転車のほうが便利なまちに!」を掲げ、市民と一緒になって自転車にまつわる行事・施策を推進しています。その視点でイベントに参加すると何か見えてくるものがありますよ。 | |
【 ちがさきクリテリウム 】 | |
クリテリウムとは市街の短い距離の周回コースを走るロードレースのこと。今回は、茅ヶ崎中央公園の外周道路をロンドンオリンピックに出場した別府史之選手を始めとしたプロサイクリストが走りました。 | |
(左) クリテリウムのスタート、茅ヶ崎市長の先導車に続く選手達、右端は別府選手です。 (右) 中盤の先頭集団と後続集団分かれたレース展開です。 | |
(左) 別府史之選手の兄「始」氏(自転車ジャーナリスト)の解説によるレースの実況放送です。河野太郎氏も声援です。 (右) 終盤、ラスト一周コールの展開です。 レースはここからで決まります。 ゴール速くて写真撮れず。 | |
【 キッズレース と キープレフトパレード 】 | |
キッズレースは、中央公園林間の少し起伏のある特設コースを走ります。対象は、小学1年生までと未就学児童の補助輪なしとありの3部門です。 キープレフトパレードは、自転車は車道の左側を走る規則を周知するため別府史之選手と子ども達が一緒に公園外周道路を走りました。 | |
キッズレース スタート キッズレース 表彰式 キープレフトパレード | |
【 ちがさき自転車プラン・アクション22 】 | |
ちがさき自転車プランを市民の方と行政が協働して推進する組織として、平成18年8月に「ちがさき自転車プラン・アクション22」が発足し、これまでに様々な活動を行っています。 | |
(左) ちがさき自転車プラン・アクション22のテントは、自転車の左側通行を推進する寒川・茅ケ崎の高校生による「キープ レフトプロゼクト」の活動紹介、11月から実施する車道に自転車の走行レーン標示の社会実験概要を紹介するパネル 展示でありました。 (注) 女子高生が掲げているのは、自転車に取り付ける「左側通行」啓発タグです。可愛いです。 (右) 高校生の「キープレフトプロゼクト」活動に対する茅ヶ崎市長からの感謝状の贈呈。 | |
【 ちがさき屋台村 と 茅ヶ崎風おばけやしき 】 | |
(左) 屋台村は飲食店です。 いつの世も花より団子、屋台に人が群がっています。 (右) 茅ヶ崎風?=茅ヶ崎にまつわる「オバケ」とのこと・・・。 千客万来でした。 | |
【 MTBトライアルショー 】 | |
MTBプロライダー「オカッピー」こと岡村周治プロによるトライアルショーです。 話術と技術を酷使して楽しく・愉快に様々なアクションを披露してくれました。 自転車でこんなことができるの?驚きです。 | |
【 別府選手オリンピック報告会とパネルディスカッション 】 | |
ロンドンオリンピック自転車ロードで22位/142人の別府選手の話をききました。 22位は、現状の日本のレベルでは、相当いい成績といえます。 北京オリンピックは、事前の高地トレーニングが失敗であった反省から、ロンドンでは、現地トレーニングを増やしたことが良かったなどの話しがありました。 | |
パネルディスカッションは「楽しい自転車ライフとは?」をテーマにノンフェクション作家「小松成美」さん・茅ヶ崎市長「服部信明」氏・au損害保険(株)専務「柳保幸」氏・スポーツナビゲータ「白戸太郎」氏と「別府選手」をまじえトークショーが行われました。 | |
【 進化する自転車・他 】 | |
自転車は進化し続けています。 (左)手前の自転車は電動ギアチェンジ・奥は内装11段ギアです。 (中)は楕円スプロケットで踏込力を均一になるようデザインされています。 その他にも、GPSを利用した速度計・走行距離積算・自分のロケーション表示・心拍数の標示など多機能な腕時計(約20万円)もありました。 | |
(右)は神奈川中央交通の自転車ラックバス(2台乗り)です。 実証実験を終え、現在「実用運転」を茅ヶ崎市内と厚木市内で運行しています。 積載は簡単で確実です。 料金は1回100円です。 また茅ヶ崎市のバス停に駐輪場を併設した「サイクルアンドバスライド」事業に協力しています。 | |
【 編 集 後 記 】 | |
このフェスティバルに強力な協賛会社が参加しPRしていました。自転車保険の重要性をPRするau損害保険㈱・㈱ミヤタサイクルが高級スポーツサイクルを紹介していました。 自転車保険は強制保険化が有効と思う。更新毎に点検・整備が実施され放置自転車がなくなり一石二鳥です。 自転車のルールは、軽車両扱いから教本・条例によるものなど継ぎ接ぎで分かりにくい。自転車の法律として一本化すべきと考える。 |
(取材&記事 <tonyan>)